これは、ひとつの通過点【日本縦断達成!!多くの人に感謝】

日本縦断

令和元年、10月2日に自転車で日本縦断を達成しました!!

声をかけてくださった方、差し入れをしてくださった方、陰ながら応援をしてくださった方など、関わったすべての方にこの文章をもって、感謝と御礼を申し上げます

本当にありがとうございました

達成したときの達成感よりも大きな感情

私が、日本縦断自転車旅を終えたときに初めに感じたこと、それは達成感ではなく、ああ、旅は終わってしまったのだなという名残惜しさでした

この非日常の時間に終わりを告げ、日常の世界に戻ってしまうことがなんだか悲しいなと

こんなにも知らない多くの人と関わり合うことの出来る時間は、もう終わりなんだなと

この旅を通して、本当に多くの方と出会い、話をすることが出来ました。

私は人に恵まれるとよく言われますが、今回の旅でも恵まれていたなと思います

例えば、歌手をやっている人、刑務所に住んでいた人、ラーメン屋のおっちゃん、ゴルフのキャディーをやっている人など、自分とはまったく違う世界にいる人と関われたことは強く印象に残った思い出である

これらの方のみならず、普段は関わることのないような方々と話すことが出来たことは、この旅ならではの醍醐味であり、私にとって本当に貴重な経験で、大変うれしく思います

旅の目的は、幸福を探求すること

私の日本縦断旅の目的は、幸福を探求することでした。

幸福とは、何だろうか?

様々な人と話す中で、自分では、想像しえない答えが色々聞けた

その人それぞれにそれぞれの幸福があり、まったく同じことを幸福とする人はいない

様々な考え方があって、それがとても面白い

今まで、自分の幸福を人に当てはめてみていたなってのを痛感した、それだけでも大きな学びだ

幸福がどのようなものかはっきりと分かったわけではない

けれども、この旅の目的、多くの人と関わり合い、幸福を探求するという目標は達成できたと思う

自分の予定が多少崩れても、夜中であっても、眠い時であっても、話しかけてくれた人との時間を大事にして、いろんなことを話したのにはこのような目的があったからだ

仕事の予定の時は、途中で帰ってしまったことがあって申し訳ない気持ちがあったが、それ以外の場面では、しっかりと対応したつもりである

学ぶことが多くの人を喜ばせる近道だ

この旅を通して知ったことの一つに、自分を応援してくれる人は、こんなにも多いんだなってことがある

得体のしれない旅人のために、手を差し伸べてくれた人はたくさんいた

けれどもそれ以上に驚いたことは、自分が学ぶことで、こんなにも多くの人を喜ばせることが出来るのかと体感したことだ

自分が医療人になる学生だと知ったとき、みんな、さまざまな質問をしてきた

まだ学生の分際であり、答えられることは限られていたが、みんな喜んで話を聞いてくれた

自惚れるわけではないが、自分だから話してくれたことも多いだろう

笑顔でいることも功を奏したのかもしれない

もっとしっかりと学んでおけば、もっと喜ばすことが出来たのにとか、知らなくて申し訳ないな、という場面も多かった

本気でもっと様々なことを学びたいと痛感した

このように、自分の学びが直接目の前の人を喜ばせることが出来た経験はとてつもなく大きいものだ

多くの人と話す中で、僭越ながら、優秀と呼ばれる国立大学に入学でき、良い環境で学べているということは、本当にありがたいことであると実感しました

この経験を生かして、自分の将来の目標に向かって頑張っていこうと思います

そして、様々なことを、もっと学び、地域や社会、大きくは将来の国家のために貢献できるような人材になります

日本縦断達成はただの通過点

最後に、笑顔で旅を終えられたことは、本当に素晴らしいことであると思います

日程もぎりぎりなのにのんびりとした自分らしい旅を存分に楽しめたんじゃないかなと

そして、自分と出会えたことを本気で喜んでくれたたくさんの人に出会え、本当に幸せだなと

これから、何時間も自転車をこがなくて良い、屋根と壁のある家で眠れる日常の生活に戻りますが、この経験を通して学んだことを忘れずに生きていきたいと思います

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